ベトナムでは、サッカーが老若男女を問わず熱い人気を誇る国民的スポーツだということはご存じでしょうか?
日本とベトナムのサッカーは様々な点で繋がりがあります。今シーズンから元日本代表の松井大輔選手がホーチミン市のサイゴンFCに加入したことで、日本でも話題になりました。日本代表の監督を務めたフィリップ・トルシエ氏は現在ベトナムチームの強化のためハノイで指導。なんだか親しみを感じる、そんなベトナムサッカーと観戦についてご紹介します!
ベトナムにはVリーグ(日本でいうJリーグ)というプロリーグがあり、大いに盛り上がりをみせています。V1に14チーム、V2に12チームの計26チームで構成されおり、日本と同様にV1は降格、V2は昇格もあり、各チームの熾烈な戦いの行方に目が離せません!
今回観戦したのは、日本人選手も在籍するサイゴンFC対ダナンFCの試合。チケットは40,000VND(約200円)より購入が可能。試合によってチケットの値段は変動し、時に売り切れになることもあるので人気の試合は注意が必要です!
スタジアムには溢れんばかりの観客が所狭しとひしめき合い、活気と熱気にあふれています。試合が始まると、熱烈サポーター達が応援歌で試合を盛り上げます。試合は、イエローカード数枚が出たり、残り数分でゴールが入ったりと、最後まで白熱した試合。結果は2-1でサイゴンFCの勝利!
ベトナムの国際サッカー連盟(FIFA)ランキング(2020年12月時点)は93位で、日本(27位)よりも大幅に下ですが、近年、急激にレベルを上げています。選手同士のパスがよく繋がり、攻撃の形もきれいで、決定的なシーンも多く、ハラハラドキドキしながら楽しめます。
ベトナムの代表戦ともなると視聴率が驚異の77%になった事もあり、勝てば街全体がお祝いムードで大騒ぎ。ベトナムへいらっしゃった際には、そんな場面に遭遇するかも知れません。熱きベトナムサッカーを、ぜひ体験してみてください。