ハノイ名物といえば、日本でもお馴染みの麺「フォー」と双璧を成す炭焼きの豚バラ肉と一緒に食べるつけ麺「ブンチャー」。ハノイっ子は朝にフォー、昼にブンチャーが一般的で、どちらも専門店で食べるのが通。最近はブンチャーの名が世に広まり求める観光客も増加して、夜まで営業する専門店が増えました。
ホアンキエム湖に程近いnguyễn hữu huân通り沿いにある「Bun Cha Ta」は、香ばしいお肉がたっぷり入ったブンチャーが人気。地元の若者や旅行客でいつも賑わっているお店。一見狭そうに見える店内は3階までテーブルがあるので、たいていはすぐに着席できます。
メニューはブンチャーとネムと呼ばれる肉またはシーフード揚げ春巻き。ここのブンチャーの特徴は具沢山で満足感が高いこと。甘酸っぱいタレに豚バラ肉と肉団子、大根と人参のなますも多め。付け合せのハーブ類もフレッシュです。セットのネムはそのまま食べればサクサクで香ばしく、甘酢のタレに浸せば、パリパリの皮に甘酢ダレが染みてまた美味しい。お店は清潔で英語メニューがあるので女子ひとりでも、ブンチャー初心者でも安心して入れますよ。