ラグジュアリーリゾートの代表格でもあるアマン創始者のエイドリアン・ゼッカ氏が手がけた新ブランド「アゼライ」。
南部メコンデルタの町カントーに続き、ベトナムの京都とも称されるフエに誕生!「手の届く極上ステイ」。というコンセプトとし、2万円代から宿泊が可能。白亜のエレガントな建物は、1930年代に建てられたフランス植民地時代の総督の邸宅を改装したもの。直線と曲線が織りなすシンメトリーのアール・デコ様式が印象的です。
2017年に上皇・上皇(当時 天皇・皇后両陛下)がフエを訪問した際の宿泊先となり、レストラン「ラ・パルファン」で食事もお召し上がりになりました。(当時はフランス系ホテルが運営)。お二人に料理を作ったシェフは宮廷料理人の血を受け継ぐ生粋のフエっ子。現在もラ・パルファンでシェフを務め、目も舌も喜ぶ料理を提供しています。ディナーでは、上皇・上皇妃が召し上がった特別コースや宮廷音楽を楽しみながら宮廷料理をいただくコースもあり。宮廷料理ディナーは街のレストランでも食べられるけれど、見た目の美しさも味も経験上ここがNo.1。レストランから眺める夕暮れのフォーン川も実にドラマチックです。
もうひとつ見逃せないのがスパ。5スターならではのクオリティーの高いトリートメントにも関わらず、料金は地方価格。とってもお得すぎて毎日通いたくなるほど。古都フエでは観光はそこそこに、あとはホテルでゆったり。そんな過ごし方もいいものです。