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2026.09.08

ダラット観光で何する? 早朝の雲海から、夜のナイトマーケットまで。 大人のベトナム旅行で訪れたい高原の街

「次のベトナム旅行は、少し違う場所へ行ってみたい」

 

 

そんな人に知ってほしい街があります。ホーチミンのようなエネルギッシュな都市でも、ダナンのようなビーチリゾートでもない。山と松林に囲まれ、湖があり、茶畑があり、花が咲き、どこかゆっくりと時間が流れている。それが、ベトナム南部の高原に位置するダラットです。「ベトナムの軽井沢」と紹介されることもあるダラットですが、実際に訪れてみると、そんな一言では表せない面白さがあります。

 

 

そして、これからの11月~4月は、ダラット旅行のベストシーズン。
乾季にあたり、比較的過ごしやすい冬から春のシーズンです。澄んだ空気の中で、高原ならではの自然や街歩きを楽しむにはぴったりの時期。

 

朝は雲海を目指して早起き。

昼は湖畔でひと休み。

午後は森の中を駆け抜け、夕方は色鮮やかな寺院へ。

そして夜は、最新のデジタルアートとダラットワイン。

 

「自然」、「アート」、「アクティビティ」、「グルメ」

 

一見すると静かな高原の街なのに、時間帯によってまったく違う顔を見せてくれる。だからダラットは、観光スポットを「制覇する」より、その街で過ごす時間そのものを楽しむ旅がおすすめです。

 

今回は、初めてのダラット旅行で訪れてほしい場所や絶景を、1日の旅のようにご紹介します。

 

AM 5:00|ダラット観光は、早起きから始まる

カウダット茶畑|朝の雲海を目指して、少しだけ早起き

 

「旅行中くらい、朝はゆっくり寝たい」

 

そう思う気持ちもわかります。でも、ダラットでは一度だけ、その気持ちを裏切ってみてください。向かうのは、ダラット中心部から約25kmの場所にあるカウダット茶畑。丘の斜面いっぱいに広がる茶畑は、見渡す限り緑。そして、早朝5~6時頃に訪れると、タイミング次第で茶畑を包む霧や雲海に出会えることもあります。まだ街が目を覚ます前。ひんやりとした空気の中、朝日が少しずつ差し込み、茶畑の向こうに白い雲が広がっていく。昼間のダラットとはまったく違う、静かな時間です。

 

茶畑の景色を楽しむだけでなく、歴史ある製茶工場を見学することもできます。「ダラット観光でどこへ行けばいい?」と聞かれたら、ぜひ候補に入れてほしい場所。ただし、雲海は自然現象のため、必ず見られるわけではありません。だからこそ、出会えたときの感動は格別です。

 

 

 

AM 9:00|予定をひとつ減らしてみる

トゥエンラム湖|何もしない時間が、旅の思い出になる

 

早朝の茶畑を楽しんだら、次はトゥエンラム湖へ。

山と松林に囲まれた、ダラット最大の湖です。実はトゥエンラム湖は、ただ美しいだけの場所ではありません。1998年には歴史的・文化的遺産として認められ、2017年には当時の首相によって、ベトナムで初めての国立観光地に指定されました。そんなダラットを代表する景勝地で、あえておすすめしたいのが「何もしない」時間。

 

湖を眺める。

森の空気を吸う。

ボートに乗って、水上から湖と周囲の景色を眺める。

 

それだけでも十分です。

 

そして、トゥエンラム湖周辺には、粘土でつくられたユニークな建築物が話題のクレイトンネルや、湖畔の自然を楽しめるテラコッタ・ホテルなどのリゾート施設もあります。湖を訪れるだけでなく、周辺のスポットやホテルまで含めて楽しめるのも、トゥエンラム湖の魅力。都会の観光では、どうしても「次はここ、その次はここ」と予定を詰め込みがち。でもダラットでは、少しだけペースを落としてみる。観光地をたくさん巡るためではなく、日常から少し離れるために旅をする。そんな大人の旅行に、トゥエンラム湖はぴったりです。

 

 

 

PM 1:00|静かな街だと思ったら、大間違い

ダタンラ滝|森の中を駆け抜ける、ダラットのスリル体験

 

ダラットの魅力は、静けさだけではありません。「せっかくの旅行だから、ちょっと遊びたい」そんな人におすすめなのが、ダタンラ滝です。松林の中を流れ落ちるダタンラ滝は、ダラットを代表する自然スポットのひとつ。しかし、ここで楽しみたいのは滝を眺めるだけではありません。名物は、森の中を走るアルペン・コースター。1~2人乗りのソリに乗って、レールに沿って森の中を一気に下っていきます。高原の自然を眺めながら、自分でスピードを調整できるのもポイント。さっきまで湖畔でのんびりしていたのに、今度は森の中を駆け抜ける。この振れ幅も、ダラット旅行の面白さです。さらに、キャニオニングなどのアクティビティも楽しめます。「ダラット=のんびり」というイメージだけでは終わらない。そんな意外性を体験できるスポットです。

 

 

 

PM 3:00|「これ、全部モザイク?」と驚く

リンフォック寺|写真を撮る手が止まらない、ダラットの異色スポット

 

「瓶寺」とも呼ばれるリンフォック寺(霊福寺)は、ダラット観光でぜひ実物を見てほしい場所のひとつ。ダラット近郊のチャイマット地区にある仏教寺院です。この寺院を訪れて、まず驚くのがその装飾。別名「瓶寺」と呼ばれるように、寺院一面が瓶や陶器片を使ったモザイクで彩られた、珍しいお寺です。 建物のいたるところに細かな装飾がびっしりと施され、その華やかさは圧巻。「寺院」という言葉から想像する雰囲気とは、少し違うかもしれません。だから面白い。さらに、色鮮やかな鐘楼や観音像など、見どころも豊富。寺院そのものを鑑賞するだけでなく、細部を探すように歩いてみるのがおすすめです。近くで見るからこそわかる、モザイクの細かな表情。写真を撮る人なら、思わず立ち止まる場所が次々に見つかるはずです。なお、仏教寺院を訪れる際は、露出の多い服装を避けるなど、現地の文化やマナーに配慮しましょう。

 

 

 

PM 6:00|夜のダラットは、街歩きが楽しい

ダラット・ナイトマーケット|寒い夜だからこそ食べたい、街の名物を探しに

 

昼間の静かな高原の街から一転。

日が暮れると、ダラット中心部は少しずつにぎやかになっていきます。その夜の目的地にしたいのが、ダラット・ナイトマーケット。ダラット市場周辺に広がる、街を代表する夜のスポットです。現在は18時~23時が目安の営業時間として案内されています。ここで楽しみたいのは、やっぱり食べ歩き。高原の冷たい空気の中で味わう焼きたてのバイン・チャン・ヌン(ベトナム風ピザ)や、温かい豆乳は、ダラットの夜ならではの定番です。

ほかにも、焼きとうもろこしや焼きいも、スープなど、屋台には気になるものがずらり。

 

「次は何を食べよう?」

 

そんなふうに店をのぞきながら歩く時間も、旅の楽しみです。そして、ダラットらしいお土産探しにもぴったり。ドライフルーツやジャム、農産物を使った加工品、ワインなど、“高原の恵み”を持ち帰れるものも見つかります。冷たい夜風に吹かれながら、温かい豆乳を片手に街を歩く。朝は雲海、昼は森、そして夜はローカルな市場。一日を通して、まったく違うダラットに出会える。それこそが、この街を旅する面白さなのかもしれません。

 

 

 

 

ダラット観光は「見る」だけじゃない

ワインとアーティチョーク。最後はダラットの味を楽しむ

 

一日を締めくくるなら、ダラットならではの味にも注目したいところ。代表的なのが、ダラットワインです。ダラットは冷涼な気候を活かした農業が盛んな土地。ワインのほかにも、野菜や花など、さまざまな農産物が生産されています。桑の実と一緒につくられるため、フルーティーでさっぱりとした味わいが特徴で、ベトナム料理との相性もよいのだとか。 ぜひ現地で味わってみてください。

 

そして、もうひとつ覚えておきたいのがアーティチョーク。フランス統治時代に持ち込まれたとされ、ダラットの気候を活かして栽培されてきた名産品です。葉や花からつくられるアーティチョークティーは、ダラットのお土産としても知られています。料理で味わうなら、「アーティチョークと豚肉のスープ」もおすすめ。豚の旨味が染み込んだ優しい味わいで美容にも良いと、ダラットの名物料理として知られています。 旅先では、その土地でつくられたものを食べてみる。それだけで、その街を少し深く知ることができます。

 

 

 

ダラット観光のアクセスは?

ダラットの空の玄関口は、リエンクオン国際空港。

 

日本からはベトナム航空を利用して、ハノイまたはホーチミンを経由してダラットへアクセスできます。ベトナム航空では、日本各地からハノイ・ホーチミンへの便を運航しており、国内線を乗り継いでダラットへ向かう旅程を組むことができます。ホーチミンからダラットまでは国内線で約55分、ハノイからは約1時間55分が目安です。

 

※フライトスケジュールや運航状況は変更される場合があります。最新情報はベトナム航空公式サイトでご確認ください。

 

次のベトナム旅行は、ダラットという選択。

 

海を見る旅もいい。

街を歩く旅もいい。

 

でも、次のベトナムでは少しだけ旅の速度を落としてみませんか?朝の雲海を見て、湖畔で深呼吸する。森で遊んで、寺院の装飾に驚く。夜は光のアートを楽しみ、最後にワインを一杯。そんな一日が待っているのが、ダラットです。まだ知らないベトナムを探しに。

 

次の旅は、ダラットへ。

 

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