首都の中心部から30km以上離れたウンホア地区のクアンプーカウコミューンにある100年以上の歴史を持つクアンプーカウ香のつまようじ村は、伝統工芸の村であるだけでなく、魅力的な場所でもあります。こちらの村には現地の人や外国人の観客さんは人気があるスポットです。クアンフーカウ村でベトナムの人々の文化的価値について知りたい方はおすすめ場所です。
クアンプーカウの道路を横切ると、赤と茶色の2つの色が現れて、赤はお香の色、茶色は体の色です。 線香についても、霊的な意味を持たせていますので、線香を作る手順は非常に徹底的であり、線香を作るための材料は常に清潔で最高でなければなりません。クアンプーカウで線香を作る活動は一年中活発に行われていますが、お正月(毎年日にちが違い1月下旬から2月中旬頃)の近くになると多くの工房がフル稼働し、一番忙しい時期になります。
過去にしていた竹芯香作りは、完全に手作業でしたが、今は機械を使い生産性が向上しました。線香を作るにはまず竹を割り、竹ひご部分を染色した後、植物を使用した香料を粘土状にしで2秒程で芯材のまわりに塗り、屋外で乾かします。乾かすために村の道路から畑、墓地まであらゆるスペースを活用しているので、辺りはカラフルな竹芯香がいっぱいに広がり人目を引きます。乾かした竹を線香のサイズに合わせて切って、線香をより美しく均等にするため、切ったものを束にしてまとめる役割も重要です。
クアンプーカウ村の線香生産村は、長年の伝統的職業村であることから、ハノイ省の観光スポットの一つとされています。クアンプーカウの線香は消費者のニーズに応えるために、線香のデザイン、質的向上が常に重視されていますので、、他の多くの国内および海外市場でもおなじみの商品です。
Quảng Phú Cầu(ウンホア県, ハノイ市)
ハノイの中心部から約35 kmの、ハノイ郊外の美しい村です。 観客さんはバイク、車、バスでこの場所を訪れることができます。
【出典】ぐるっとベトナム