ベトナム北部の山岳地帯であるサパの玄関口に位置する「Hotel de la coupole M-gallery collection by Sofitel(ホテルドゥラクーポール エムギャラリーコレクション バイソフィテル)」。
Coupole(クーポール)とは、フランス語で丸天井を意味し、丸いドーム型の屋根がサパの山々と空に映えます。このホテルは、ベトナム最高峰のファンシーパン山への登山鉄道の駅に直結。ヨーロッパの山岳地帯の駅を思わせるような、エレガントな駅が旅心をくすぐります。数々のユニークなホテルを手掛けるビル・ベンスリー氏がデザインしたホテルで、古きよき時代を彷彿させつつ、アバンギャルド(=革新的な試み)を感じさせます。
ホテル内いたるところに様々なテーマカラーが使われていて、色彩が印象的です。インドシナ文化の色といえば、マスタードイエローをベースに白や黒がエッジをきかせる組み合わせが特徴。その他、サパの緑をイメージしたジェイドグリーンや、サパの民族からインスパイアを受けたオリエンタルオレンジなどは見事にデザインに生かされています。まるで美術館の中を見て回っているかのよう。エメラルドグリーンの大理石の柱にピンクのシャンデリアという、あっと息をのむようなインドアプール(雪の降る冬でも大丈夫!)もぜひ体験してください。そして、本格的なフレンチレストランやパティスリーでは、地のものをおいしくいただき、至福の時を堪能できます。
サパの旅の魅力は何と言っても果てしなく広がる山岳の風景と、民族の暮らしや文化を体験すること。そんなサパの自然や文化と見事に融合した、フレンチのエスプリがあふれるホテルでの滞在は、最高のサパの旅になることでしょう。