ベトナムの3月の大きなイベントといえば「国際婦人デー」。日本では盛り上がってないけれど、3月8日は国際的な女性の日なのです。発祥はニューヨークで、1975年に国連によって正式に定められた祝日。3月8日を女性の権利や男女平等の記念日として提唱され、世界27カ国が祝日としています。ベトナムもこの日は祝日とされ、男性は妻や恋人、お母さん、身近な女性に花をプレゼントしたり、家事を手伝ったり女性をねぎらう日になっています。プレゼントはバラの花が定番で、この時期は通常価格の倍以上にまで跳ね上がります。路上にも自転車の花売りをたくさん見かけます。最近は花とメッセージに加えて、恋人にはゴールドのアクセサリー、妻には白物家電などといった高価なものをプレゼントする人も少なくありません。そのほか、女性限定割引やレストランでは、特別メニューなども提供しています。さら女子社員にミニボーナスを配る企業もあるそうな。また、ベトナムの英雄とされるハイ・バー・チュン姉妹が国を守るため、蜂起したことを記念する日でもあります。その2つ意味を合わせて、女性の社会での活躍を感謝する日とされています。日本はどうだろう?