経済成長著しいベトナムは、ただいまゴルフブームの只中。南北に長い海岸線を持つ国土を生かした本格的なシーサイドコースが続々とオープン。アジア有数のゴルフリゾートとして注目されている。
コースデザインはグレッグ・ノーマンはじめ著名なデザイナーによる景観に優れたリンクスタイプのチャレンジングな設計が多く、クラブハウスなどの施設もモダンで快適。多くのコースは池やバンカー、OBなどが多く、直線コースが少ないのが特徴ともいえる。グリーンにもうねりや落差があり、最後まで気が抜けない。気になるメンテナンスも欧米水準がキープされている。キャディはプレーヤーに1対1で付くスタイルでチップの平均金額は20万ドン(約1000円)。キャディに直接渡す仕組み。
他のアジア諸国のゴルフに比べてプレイフィーがリーズナブルな上に、完成度が高いコースは、ゴルフ好きなら一度は挑戦してみたい。ただし高温多湿のベトナムでは、早朝のスタートに限る。午後はゆっくりとリゾートライフや観光を楽しみたい。