ハノイが首都になる前は、ニンビン省にあるホアルーが王都でした。世界文化遺産に登録されているホアル―を訪ねるため、ハノイ発の現地ツアーに参加してきました。
ホテルを午前9時に出発し、日本語のベトナム人ガイドさんと共に、午前は古都ホアルー、午後は陸のハロン湾と呼ばれるチャンアンで川下りの1日ツアーです。どちらも「チャンアン複合景観」として、2014年にベトナム唯一の世界複合遺産に登録されました。
ハノイからホアル―までは、車で約1時間半。ベトナムについてガイドさんの説明を聞いているうちに到着すると、あいにくの雨模様・・・
ゲートを通り、どんどん進みます。
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ディン王朝時代の皇帝達が眠る廟へ。
広々とした敷地内には花が咲き、池があり、緑の多い帝廟です。
見学できるのは現存している一部のみですが、以前は王様の住む宮殿でした。
建物奥に皇帝、中央に高官、手前に一般人が祀られているそう。
お参りする地元の人々が後を絶たず、花や果物が供えられていました。
後に続く前レ朝時代の帝廟も少し歩いたところにあり、広大な敷地にディン朝と前レ朝時代の皇帝や皇族が眠っています。敷地内には水牛もいて、古きよきベトナムを感じることができました。ハノイの街の喧騒から抜け出して、たまには歴史に触れてみるのもよいものですね。