神聖な祈りと、若者であふれる夜の街と。
歴史と今が交差する旧市街のランドマーク。
ハノイ大教会が建てられたのは1888年。黒ずんだ外壁には120年以上もの歴史が刻まれています。週末のミサの時間だけ正面の扉が開かれているそうですが、私たちが訪れたのは土曜日の夕方。幸運にもミサに遭遇したのでした。
中は予想より明るく、多くの人が祈りを捧げていました。驚いたのは、ベトナムというアジアのイメージからは想像できないヨーロッパ的な空間の中にも、しっかりアジアの匂いがあること。周辺はハノイの「今」があふれる地域。過去と現在のハノイを感じられる興味深い場所でした。
写真を撮っていいのだろうか…とドキドキしながら中へ。
窓の外から差し込む光でステンドグラスが美しい。ちらりと見える旧市街の景色がまたいい感じ。
ちょうど私たちが入ったときのミサは、女性が多かったようです。
マリア様の前でお祈りを捧げる女性も。
ミサが終わって外へ出ると、夜が始まっていました。
この辺りは夜になると若者が集まり、路上カフェでおしゃべりを楽しむ場所。にぎわい始めた旧市街と厳かな教会が混在する風景が印象的です。
さーて、夜の旧市街へ繰り出しますか!