• Your Vietnam Story ベトナムマイスターに聞く

    #3
    横浜FC
    MF 齋藤功佑選手

「好きな場所はダナンです」

ベトナム航空は、2018年に続き2年連続で、Jリーグ 横浜FCの年間オフィシャルクラブスポンサーとなりました。今回は、横浜FCで昨年3得点を挙げた若手のホープ、齋藤功佑(さいとう・こうすけ)選手にお話を伺いました。

「サッカーは幼稚園の時に始め、横浜FCとの出会いは小学4年生の時。近くにできた横浜FCのスクールに通ったのが始まりです。ジュニア時代は、強化カテゴリーのセレクションに受かり、ドイツ・オランダ・ベルギーなど海外遠征に行き、いい経験をしました」

大人気のスポーツで、ずっとトップを走り続けてきた齋藤選手。その魅力を伺うと。

「僕自身、体も小さく、パワー、フィジカル面でも強くはないですが、そういう選手でも活躍できるのがサッカーの魅力。力だけじゃない、小さい選手でも輝けるスポーツだと思います。もちろん、他の部分を努力して補い鍛えることが大切です。例えば、考える部分が大事。予測だったり、その瞬間に起きたことに素早く対応、どうしたらうまく攻められるかを考えたりすることが大事です。そういうフィジカルじゃない部分も重要視するチーム、横浜FCのアカデミーで、これまでずっとやってきました」

 

昨年はプロ選手として活躍され、3得点を決められましたね。

「僕のポジションは、MF(ミッドフィルダー)です。攻撃と守備のつなぎ役で、チームでは、運動量を駆使してたくさん走り、守備で貢献する役割です。そんな中での3点は、『うまくいった!』と言う感じ。こぼれてくるボールは常に狙っています」

 

昨年はJ1に一歩及ばず惜しかったですね。

「はい。あと一歩のところだったので、残念でした。一つ一つの試合の重みを振り返り、もったいない試合もあったと思ったので、今年は1試合、1試合を大事にしたいです。チームにはベテランの選手、経験豊かな選手が多く、負けた時も反省はするけど、深く落ち込まず、次に切り替える姿勢を学んでいます」

 

サッカーで多忙な毎日のリフレッシュの方法を伺うと、「最近、車の免許を取ったので、ドライブで気分転換をしています。周りの人は『最初だけだよ』なんて言いますが、今は運転が楽しいです。たまに雰囲気を出してカフェに行ったり、オフシーズンの時はユースの仲間と千葉の裾野まで出かけました」と、オフでは普通の21歳の姿を覗かせてくれました。食事も、普段は栄養士さんに管理されたメニューを美味しくいただきつつも、お休みの日は好きなものを食べるそう。「好きな食べ物は、焼肉です(笑)」

 

昨年のシーズン前の、ベトナムキャンプの印象を聞かせてください。

「実は昨年だけでなく、ベトナムにはこのチームで4回ほど訪れたことがあります。キャンプで2回、若手の大会がベトナムで行われた時に2回。場所はプレイクとホーチミン、そしてダナン。好きな場所はダナンです。ビーチ沿いで食事も美味しく、とても充実していました。海外キャンプでは、慣れない中、たくさん食べないといけないので、ふりかけなどを持っていきますが、ダナンでは必要ないくらい食事がおいしかったです。フリータイムは、ビーチリゾートなので、リラックスすることができました」

 

小学生の頃から、海外遠征などで飛行機移動には慣れていらっしゃるのですね。

「初めての飛行機は、家族旅行の沖縄です。サッカーでは、遠征やキャンプで外国に行く際に利用しますが、機内ではゲームをしたり、音楽を聴いたりして過ごします。外国に行くのは好きで、現地ではよく街を散策をしています」

 

最後に今年の目標を伺いました。

「まだ、1年間を通して出場したことがないので、今年はコンスタントに試合に出て活躍することが目標の一つ。そのためにコンディションを整え、怪我しないこと、向上心を持って自分の持ち味をさらに増やしていきたいです」

Profile

横浜FC

横浜 FC は横浜市を本拠地とし、J リーグ加盟(J2 リーグ所属)のサッカークラブです。
横浜にとって欠かすことのできない「楽しみ、心のより所、プライド、街のシンボル、大切な産業」として多くの人々に認められる存在になるべく、日々活動しています。
地域に寄り添い、地域の声に耳を傾け、地域が抱える課題解決をクラブミッションの核にすえ、サッカーはあくまでも手段として、その先にある「ミッションの実現」に向け、地域の公共財として、多くの人々に喜びと感動を提供してまいります。

https://www.yokohamafc.com/