ホーチミンのショッピングストリート、ドンコイ通りの真ん中辺りに位置するレストラン「ベトナムハウス」。昨年の夏にリニューアルし、コンテンポラリーベトナムキュイジーヌが食べられるお洒落なお店に変わりました。喧騒の通りから中に入るとゴージャスな内装に目を奪われます。
お料理はどれもスタイリッシュ。生春巻きも、揚げ春巻きも普段いただくそれよりも、見た目にゴージャスで、もちろん美味。セットランチ & ディナーで心行くまで楽しむのもよし、アラカルトでライトミールにするのもあり。アラカルトおすすめの一品、「バナナの葉で包みグリルしたGaroupa(魚)フィレ」は、ベトナムハウス特製のX.O.ソース味で、炭火焼きの香ばしさと上品な味わいを堪能できます。さらに、付け合せのドラゴンビーンズで、ご飯が進むこと間違いなし。
リニューアルに際し、シェフはオーストラリアでセレブシェフとなったベトナム系オーストラリア人、ルーク・グェン氏が担当。エネルギッシュで社交的な人柄がそのまま表れたような、ベトナム料理にひと手間を加えたモダンベトナミーズが逸品です。なんとルークシェフは、今年からベトナム航空の機内食の監修をすることが発表されました。いつか日本―ベトナム間の機上で、ルークシェフのお料理が楽しめるかもしれません。レストランで見かけたら、ぜひお声を掛けてみてください。
ホーチミンのレストランの中では、高級レストランの部類に入りますが、特別かしこまって行く必要はなく、スマートカジュアルなドレスコードで、旅行者も気軽に訪れることができます。ファミリーでもカップルでも、滞在中、スペシャルな時間を過ごすのにぴったりなハウスです。