メリアハノイホテルのすぐ近く、ハノイの目抜き通りのリ・トゥオン・キエット通りを歩いていると、白壁にプロパガンダのイラストがひときわ目立つ外観に思わず足を止めてしまう。買い物の途中にもかかわらず、吸い込まれるように入ってしまったのがハノイ警察博物館。

受付の女性がにっこり英語で「無料です」。訪問客は他にいないようで、受付の女性が付き添ってくれた。見学には順路があるらしく、勝手に進むと「こちらからです」と誘導され、まずは歴代の制服や肩章の展示コーナーへ。線がないのが将官で２本線が入っているのが佐官、1本線が尉官と記されている。ちなみに付き添いの女性は特に説明してくれるわけではなく、正しい順路に誘導しあとは隣でそっと寄り添うのみ。それなら順路の案内板出しておいてーという感じ。

館内は押収した武器や、独立後の警察の歴史や功績、事件やベトナム戦争に関する資料など外国人にもわかりやすく展示されています。最後は警官の顔ハメ看板で映え写真を撮って終了。ミュージアムショップには、プロパガンダTシャツやマグカップなどのグッズが豊富に揃っています。冷房も効いていて快適に過ごせるので、クールダウンに利用するのもおすすめ。