バイン・クオンは、米粉で作ったもちもちの薄ーい皮にしっかり味付けをした豚肉を入れて巻いたもの。朝ごはんで良く食べられるものだそうです。蒸し春巻きというか蒸し餃子のような感じ。揚げねぎやパクチーをトッピングし、豚スープとヌックマムから作る熱いタレに付けていただきます。
そのバイン・クオンの専門店、「Tay Ho」。現地で会った元ホーチミン在住の素敵な日本人の女性に「ここは絶対行って!」とお勧めいただいたお店です。1961年オープンとベトナムでは老舗のお店。店先では、おばさんが次々に皮に具を入れて、お鍋でバイン・クオンを蒸していきます。
たしかにするすると入ってしまうこのおいしさ。それほど量もないので、軽食のような感覚で食べられます。
ここは、庶民派カニ料理専門店の「94トゥイ」にも近いので、カニ料理を食べたあと、このお店に・・・と一度に欲張って2つ行ってしまうのもありかも。
バイン・クオンは一皿36,000VD(約180円)というお手頃さもいいですね。
ストリートフード、屋台はちょっとまだデビューする勇気はないけれど、ローカルに愛されている味も試したい!という方にもぜひトライしていただきたいお店です。みんなバイクでさっと来て、さっと食べて出て行くので、こんな気軽さもいいですね。