旧市街からタクシーで5分もかからない位置にあるダイニングレストラン。なんと六本木にあるミシュランの３つ星店「龍吟」で修行を積んだシェフが作っているんです。

シェフは、ロンドンのレーンズボロホテルでも長らく修行を積んだベトナム人。モダンカジュアルなフュージョン料理といったところでしょうか。この味をこの値段で食べられるのはホイアン、いえベトナムではここだけだと感じました。

私が選んだのはセットメニュー。前菜、メイン、デザートの3品で2000円以下。もちろんベトナムでは高いのですが、質と雰囲気、味を考えたら破格です！

（前菜）鴨肉のサクサクした揚げ物

（メイン）スズキのムニエル トマト味

（デザート）パンナコッタのアイス添え

前菜と思えないぐらいボリュームがあり、地元の旬な食材を使い、ヨーロッパ風にアレンジされた洗練された料理に大満足。ここはベトナム！？日本で友達と高級レストランに来ているような気分でした。

ベトナム風にアレンジされたお料理もあるそうです。定期的にメニューは一新され、シーズンごとに地元のお得意様へ試食を兼ねたお披露目会を行うなど、地元にも愛されているお店。味に間違いはなく、質の良い食材をリラックスした環境で楽しめるので、ホイアンにきたらまた来ようと思いました。

オーストラリア人やベトナム人の定員さんたちは、みんな英語が話せてフレンドリー。日本の龍吟は予約がなかなか取れないので、ベトナム旅行で龍吟で経験を積んだシェフの味が食べられるなんて一石二鳥です！

私が行ったときはテラス席まで満席だったので、週末に行く場合は予約すると安心です。