ベトナム人は日本人以上に鍋が大好き。地域によって気温差はあるものの、基本的には常夏の国。特にホーチミンは平均30度超えなのに、汗を流しながら鍋を囲んで楽しむ。数ある鍋料理の中でもちょっと珍しいのが花鍋(Lẩu Hoa)。ベトナム南部は一年中暖かいので、いつでも花があることから花料理が豊富。ズッキーニやカボチャの花は一般的な食材で、スーパーや市場でも売っているのだ。
具材が運ばれてくると、フォトジェニックでゴージャスな見た目にテンションが上がること間違いなし!花はビタミンA、C、食物繊維などが含まれ栄養バランスよく、体内の熱を下げる効果もあるので、実は暑い国にぴったりの鍋なんです。
花の持つ食感や苦みなどの風味を楽しむには、さっと煮てすぐに食べる。花はシャキッとした食感で思ったよりも苦味や癖がなくて食べやすい。花というよりも野菜を食べている感覚。魚介やお肉も入っているので満足感も高く栄養満点。そして美容効果も高いはず!だからたくさん食べても罪悪感を感じる必要なし!
ホーチミン市内で花鍋が食べられる店はいくつもあります。日本領事館にほど近い「Dong Restaurant」は、質量ともに満足。お値段もお手頃でおすすめ。